名前はまだない

とりあえずの思考や学習のアウトプットの場

CPUの創り方を読んだ

CPUの創り方を読み終わったので、所感を記しておく。本書の内容に何かオリジナリティのある情報を加えたわけでもないけど、ブログなんてそんなもん。

学んだこと

  • CPUは転送命令を繰り返すだけのロジックで、転送途中に演算回路を経由することで演算を行っている

  • クロックの重要性(クロックがすべての命令の基準)

  • 機械語を学ぶことはCPUの挙動を理解する上で役に立っていた

  • 本書のように簡易なCPUを実際に作ることはプログラム力の向上に直接的に繋がらなかった(作っていはいないけど)

ということで、これを足がかりに他のことを学んだほうが良いと思った。まあデジタル回路の入門書みたいな位置づけなので当たり前なんだろうけど。ただ、これをきっかけに色んなことを学べば、自分で何でも作れそうな気もした。これに比べたらRaspberry PiをいじるとかIoT機器を活用するとか余裕そう。

感想

ホコリや手垢で電気が流れたり、配線の線自体に微小な抵抗があったり、回路というものがあまりにも繊細すぎて自分には向いていないと思った。ソフトウェア上で回路を設計するほうがまだ向いてそう。一方で、論理演算の組み合わせで回路を作っていくのが、ロジックを組み立てて何かを発言するのと似ている気がして、そのあたりは自分に向いてる気がした。

とりあえずx86アーキテクチャを勉強して、FPGAに手を出しつつ自作OSにも取り組んでみようと思う。

以上。